今日の映画
今回の映画は「ピエロがお前を嘲笑う」です。上映時間は106分で2014年公開の映画です。
もくじ
1. あらすじ
2. 監督
3. キャスト紹介
4. 詳しい内容
5. 感想
6. 評価
あらすじ
突然警察に出頭した天才ハッカー・ベンヤミン。国内のシステムを手当たり次第ハッキングして世間を混乱させ、殺人事件への関与まで疑われて国際指名手配されたベンヤミンは、これまでのいきさつを語り始める。しかし、彼の自供はつじつまが合わず…。
↓予告編はこちらから!
監督
キャスト紹介
マックス / エリアク・ムバレク (木内秀信)
シュテファン / ヴォーダン・ヴィルケ・メーリング (根本明宏)
ポール / アントニオ・モノー・jr (佐々健太)
マリ / ハンナー・ヘルツシュプルンク (三木美)
詳しい内容
この物語は、警察に出頭したベンヤミンの供述から物語が広がっていきます。
物語の最初は、ちょっとした問題を起こし、奉仕作業をしていた主人公ベンヤミンが、同じく奉仕作業をしていたマックスという男に出逢います。
そして、サイバー攻撃の話をするとマックスに今夜、パーティーに誘われます。会場に行くと、マックスの仲間でコンピューターのスペシャリストであるシュテファンとパウルという男を紹介されました。
その日は一旦マックスたちとは別れますが、後日再開すると、彼に侵入できないものは無いと称されるハッカー界の大スター「MRX」の話題で意気投合します。
その後、ベンヤミンはマックスにいきなり選挙の集会に忍び込み、プレゼン用のPCを用意してきたWi-Fiに繋ぎ、別のプレゼンに変えるという無茶振りなイタズラを任されます。
無事そのイタズラは成功し、ネットに問う呼応した動画は100万クリックを達成するなど大盛り上がりでした。
そして4人は「MRX」ようなビッグになるため名前をつけることにします。その名前とは "Clouwns Laughing At You" ( ピエロがお前を嘲笑ってる ) という言葉の頭文字を取り「CLAY」と名乗ることにします。
そこから「MRX」に認められるため、様々なところにサイバー攻撃をしていくという物語です。
感想
ただのハッカーの映画だと思ったら衝撃のラストでした。普通に騙されました。
ドイツ映画ということもあり、普段見ない演出がたくさんありました。ストーリー自体は現在のベンヤミンがそれまでにあった出来事を話すという形式です。
特に斬新だなと思った演出は、ダークネットでのやりとりを電車の中でアバター化された登場人物たちで表しているところです。
インターネット内でのメッセージのやりとりを、電車の中では封筒として表現したり、トロイの木馬はそのままトロイの木馬の模型を手渡ししたりなど斬新で面白い演出がたくさんありました。
誰もが憧れたことのあるようなハッカー像がそのまま出てくるので、とてもカッコよかったですし面白かったです。
ラストについてですが、2回騙されました。一回では終わらないのがこの映画の魅力だと思います。皆さんも騙されずに見れるか挑戦してみてください!
評価
物語 9.5 / 10
音楽 9.0 / 10
シネマトグラフィー 9.5 / 10
演技 9.5 / 10
エンディング 10 / 10
総合 9.4 / 10